テレビ局って古いよね。 | 心の旅 さらさらと

テレビ局って古いよね。

なんというか。。テレビ局って古いよね。そりゃ娯楽の王様だしワタクシも今でもバッチリと見てるけどさ。なんか昔からのやり方のママというか・・・。


ああいう職業柄、新しいコトや情報に強いようだけどすっごい頭が堅い人間バッカが働いてるような気がする。



藤井隆の番組にブレーキがかかっている。


この記事ってのが深夜枠からゴールデンタイムに行った藤井隆の

「サルヂエ」と「Matthew's Best Hit TV+」

の視聴率が初回だけはまぁまぁよかったけど2回目3回目で6%台でダメまってるという話。


イヤ、確かにゴールデンで6%台ってのはキツイよねー。番組的には負け組と言ってもヨイ。


だ・け・ど・さぁ。


だからって藤井隆ダケのせいじゃーないんじゃない?ワタクシに言わせれば、むしろ藤井隆は被害者じゃないかと。


ワタクシ、常々思っているんだけどもモノ作りってのは(ワタクシもクリエイターで物作りをしているので)何を作るか?の前に何の為・どういう対象(男・女・年齢・何の趣味の人他)とかそれ以外にも凄い沢山のコトを考えてから作り出すワケ。


深夜枠の番組ってのも元々作る段階・アイデアの時点で「この時間帯に見る人」はどういうモノか、どういうモノだったら楽しんで見てもらえるか、というコンセプトで作られてるのだ。当然、サルヂエやらマシューもそう。それをゴールデンに持っていったら??見るワケないっしょ??


昔からテレビ局は視聴率の取れる番組を作ろうとしてまず低予算で作れる深夜番組を作り、それで評判がヨイとゴールデンに持っていくという流れ。


それに対して普通の人、ワタクシも含めて一般人ってのは(=視聴者でもあるけどね)


「なんであんな面白い深夜番組をゴールデンに持っていっちゃうんだよっ!そうすると必ず面白くなくなるんだよなー。」って思ってる。


まず、上記でも書いたように深夜番組をゴールデン番組ように無理矢理変えるワケだから面白いモノが出来るワケがない。「それ用」のコンセプトで作られたモノを「違う用」のコンセプトにするというコト自体が物作りとして「ありえない」。


深夜番組を見る人とゴールデンを見る人というのは生活スタイルも違うし見る目的も違うしね。対象が全く違すぎる。。


昔から深夜番組がゴールデンに持ってきて失敗し続けてんじゃんね。


そういう過去の失敗に普通は気付き、数回繰り返しちゃった間違いというのは繰り返し続けないモノだ。でもテレビ局だけは失敗し続ける。


これじゃーさ、IT企業が自分の傘下に収めてもっとよくしていきたいなんて思っちゃうのもある意味仕方がないと思う。


スピード感あるIT業界ってのは同じ失敗を繰り返すワケにはいかない。


インターネットとテレビの融合、インターネットのブロードバンド放送とテレビの放送の並立をするにあたってテレビ番組の制作技術等は新たに自社でやるのには時間と労力がかかるけどテレビ局を利用すれば楽だし効率的。


それでもってアイデアやら舵取りは今の人達のニーズやら感覚をいち早く感じ取れる自分達(IT企業)がやった方がイイと思われても仕方がない。。


ワタクシはテレビというモノはなくならないで、インターネット放送とテレビの2つのラインでこれからもっと昇華させていきながらのダブルスタンダードで行くと思っているんだけどテレビ局の人間達ももっと柔らか頭で行かないとダメだと思うワケなのでした。。


別に藤井隆が好きだからフォローしたワケじゃーないっすよ(笑)。どちらかと言うとそんなに藤井隆好きではナイ派ですよ、ワタクシ。